採用活動を失敗して学んだこと
2016.04.26
Management/経営のこと
2015年は人事のことで頭を悩ませた1年でした。採用しては辞め、採用しては解雇の繰り返しでした。
起業するまでは考えたことがなかったのですが、採用プロセスは本当に大切で、私のように誤った人を採用してしまうと業務へのダメージが大きいです。昨年は業務の1/3が人事周りのことだったように思います。
今になって思うのは、従業員が辞める原因は私にあったのです。
例えば、注意の仕方がストレートで、面子をつぶしてしまったことや、採用時のスキルチェックが不十分で能力不足を見逃してしまったことです。
失敗から学んで、採用プロセスを以下のように変えました。
・英語および専門知識の筆記試験を導入
・エニアグラムを導入
・面接は私一人だけでなくスタッフも参加(スタッフ間がうまくいくことが大切なので)
・面接では現状と会社のビジョンを説明
・面接が終わったら雑談して性格を確認
・資格・学歴の証明書は原本確認
・直前の給与明細を確認(給与を盛っている人がいるので)
・最後は握手(性格、相性の確認)
日常では、できる限りランチを従業員と食べて、こまめにコミュニケーションを取るようにしています。最近、朝礼も始めました。
入社後は、3月ごとに評価測定をしています。まだ始めたばかりで試行錯誤をしているところです。
いくら優秀な人が入社してもその組織に土台がなければ活躍できない場合があります。逆に組織がしっかり仕組みを持っていれば普通の人でも活躍できるように思います。だれもが活躍できる組織が作れるよう仕組みづくりを継続していきます。