ワークパーミット、Sパスホルダーに関する変更点
2018.05.25
Immigration & Work Visa
MOMから外国人労働者(ワークパーミット&Sパスホルダー)に関する変更点について手紙が届きました。 飲食店、小売店などのサービスセクターにおける変更点は以下の通りです。
2018年5月1日より
ワークパーミットホルダーの最長雇用期間が4年間延長されました。 Basic-Skilled(R2)の方は、10年から14年へ、Higher-Skilled(R1)の方は18年から22年へ延長されました。
これは雇用主としては、嬉しい変更です。
2018年7月1日より
ワークパーミット、Sパスホルダーを雇用できる数はCPFを払いこんでいる従業員の数によって決まります。
CPFを払いこんでいる従業員の数は、現在月給1,100ドル以上であればフルタイムスタッフ1名、月給550ドル以上1,100ドル未満の人はパートタイム1名と計算します。パートタイム2名でフルタイム1名に相当とカウントします。
7月1日より基準額がフルタイムは1,100ドルから 1,200ドルへ、パートタイムは550ドルから600ドルへと変更され、8月からの外国人労働者の雇用定数に影響がでます。
また、Fair Consideration Frameworkにより一定の会社ではEPの申請をする前にJobs Bankに求人を掲載しローカルを雇用する努力をしなければなりません。
その対象範囲が以下のように拡大されます。
①従業員数が10名以上であり、かつ
②月給15,000ドル以下の求人である
2018年5月1日より
Sパスの最低給与が月給2,200ドルから月給2,300ドルに上昇します。さらにこれは2020年1月1日より月給2,400ドルに上昇します。
シンガポール政府のシンガポーリアンファースト政策は今後も続いており、外国人雇用主にとっては頭の痛い日が続きます。。。